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2012年4月16日月曜日

マイナーキー

私は仕事柄パソコンを使うことが非常に多いです。
また、仕事以外でも調べ物や趣味にと、ほぼ毎日キーボードを叩いています。

と、それなりにキーボードは使い倒しているつもりですが、改めてキーボードをまじまじと見ると全く使ったことがないキーがあります。
普段意識して見ることは無いのですが、こうやって探しみると思った以上によくわからないキーがいくつかありました。

もしかしたらすごい便利な機能で今まで損をしてきたのかも・・・、と思い、そんなマイナーなキーの機能がどんなものであるかを調べてみました。
今回はキーボードの右上辺りにある、[Pause] [Break] [SysRq] [ScrLk] の四つについて調査しました。
あと、知っているとちょっと便利かもしれないマイナーキーもいくつか紹介したいと思います。
※Windowsを使っている人が対象です。Macのキーボード事情はわかりません。



[Pause]
まずはPauseキー。押してみても特に何も起きません。機能について調べてみると、MS-DOSで処理を一時中断させる、という昔のパソコンの名残のようです。
現在のWindowsでは知っていても特に便利なことはなさそうでした、残念。
後述のWindowsキーと同時に押すことでシステムのプロパティが表示されるショートカットが唯一の見せ場でしょうか。

[Break]
次にBreakキー。Pauseキーと同じ位置にあることが多いです。機能は、MS-DOSで処理を停止させる、などこちらも過去の遺物です。
VBAなどで実行中のプログラムを停止する、といったときに使えることもあるようです。

[SysRq]
SystemRequestの略。Linuxの非常事態の際に使えるキーであるらしい。やっぱり古の産物。
SysRqキーを使ったコンビネーションキーを押下する事で、カーネルに直接コマンド(指示?)を送り込むことができるというもの。
ディスクキャッシュを強制的にsyncしたり、マウント解除、シャットダウン指示などができる。
ということらしいですが、現在使うことはないでしょう。

[ScrLk](ScrollLock)
押すたびにキーボードのランプが付いたり消えたり。その割に特に何かが起こったようにも思えないキーです。
ソフトが対応していればScrollLockがオンの状態だと、矢印(↑↓←→)キーなどでスクロールができるようですが対応しているソフトはあまり無さそうです。
Excelでは通常矢印キーを押すとアクティブセルが移動しますが、このキーをONにしていると画面がスクロールします。


うーん、調べてみたのは良いのですが、機能を知ったからといってすごく便利になるようなキーはなかったですね。
一つでも、知ってたよ!という人がいればかなりのキーボーダーではないでしょうか。


キーボードの謎がいくつか解けたところで、次は知ってるとちょっと便利かもしれないキーを紹介します。

[Fn]
その名はファンクションキー。ノートパソコンのキーボードの左下あたりになどに鎮座しています。
このキーは単体ではなく、他のキーと組み合わせて使います。
Fnの文字は他のキーと違って色が付いているのがおわかりでしょうか。
またキーボードを見渡すとこの色と同じ色で書かれた文字や記号が併記されているキーがありますね。
これは、Fnキーを押しながらそのキーを押すことで、その色付き文字や記号の機能が発動するということです。
ボリュームや画面の明るさの上げ下げ、スリープ状態にしたりなどできますが機能はパソコンによって異なります。

[Windowsキー]
左下のCtrlやFnキーの近くにある、ウィンドウズのロゴが描かれたキーです。
機能は、スタートメニューを開く、です。左下のスタートボタンをマウスでクリックしたときと同じ効果になります。
「[Windowsキー] > [U] > [U] (WinXPの場合)」「[Windowsキー] > [→] > [Enter] (Win7の場合)」でシャットダウン、が一番お世話になっています。
[Windowsキー]+[D]でデスクトップを表示するなど、便利なショートカットもいくつかあります。
興味のある方は調べてみてください。

[アプリケーションキー]
右下のCtrlキーの近くにあるよくわからない絵(メニューとカーソル?)が描いてあるキーです。
効果はマウスの右クリックと同じです。マウスで右クリックするのが面倒くさい!というときに使います。
すごく小さいものを右クリックしたいときに、クリックの拍子にカーソルがずれてしまってイーッとなった経験は誰しもあるでしょう。そんなときに使ってください。

[無変換]
スペースキーを守る左腕。
日本語入力で文字を変換するときに押すと、ひらがな・全角カタカナ・半角カタカナ、に変換できます。
それ以外のときに押すと、入力モードが、ひらがな・全角カタカナ・半角カタカナ、と切り替わります。
文字を打ったら全部カタカナになるんだけど!? とパソコン初心者をパニックに陥れる諸悪の根源です。うっかり押してしまう位置にあるし。

[変換]
スペースキーを守る右腕。
日本語入力で文字を変換するときに押すと文字を変換します。スペースキーと同じなので基本的に使われることはありません。
文字列を選択した状態で押すと再変換します。使ったことは無いですが便利ですね。


以上、いくつかのマイナーキーを紹介しましたがいかがだったでしょうか。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

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