もうすぐ、バイクを再購入してオヤジライダー2号になる予定です。
というのも、先月購入した愛車が盗まれてしまったからです。
4/30に納車して、5/2、5/4、5/6の合計4日で200km乗って、
5/11の朝にはすでに私の元から去っていました。ほんの10日の短いつきあいでした。
2年以上の悩み期間を経て手に入れた後の10日間。まさにセミのような愛車でした。
と、呆然としたり感傷に浸っていたりできるのは数分ほど。
(実際には1分にも満たなかったでしょう)
この後、非常に面倒くさい手続きや交渉が待っていました。
1. 情報収集と落ち着くこと
まず、その場ですることは情報収集だと思いました。当日は偶然にもお昼に自宅に戻る用事があり、その時、愛車がなくなっていることを発見したのですが、管理人のオッチャンに聞いてみたところ、朝からなくなっていたそうです。隣にマジェスティを停めてるハゲオヤジにも、後で聞く機会があったのですが、朝からなかったそうです。その日は朝からどしゃ降りだったので、怪しいのは明白なのですが、誰も教えてくれません。ちゃんと連絡先はつたえてあるのに…。有事のときは近所付き合いと言いますが、交流があろうとなかろうと、それほど違いはないような気もします。
2. 警察に被害届
情報収集しているうちに落ち着いてきたので、(全く他人事感覚の人とでも話をしてると落ち着くので効果的でした)、警察に被害届を出しに行くことにしました。電話で確認したところ、大きな警察署が一番良いのですが、派出所でも代わりに提出してもらえるようです。必要な書類はまとめてあったので、(自賠責保険の証書がバイクごと盗まれてしまったのですが)、まとめて持って行きました。この時点で必要なのは車両のナンバーと盗まれた日時くらいでした。あと、盗まれたものの時価を聞かれます。多分目いっぱい高く言っておいた方がよさそうです。万が一、窃盗団が見つかったときに、賠償額がそこから決まるようです。
3. 保険会社に連絡
バイクを盗まれた当日にすべき最後の一つは、保険会社への連絡です。幸いにも盗難保険に入っていたので、1割負担でバイクは新車で戻ってくるらしいのですが、被害届を出してから1ヶ月以上経過しないと保険が降りないようです。連絡すると、後日申請用の書類が届きました。どうせ1ヶ月かかると思って悠長にしてると、1ヶ月+審査期間で1ヶ月半くらいかかってしまうので、早めに出した方がよさそうです。私は悠長に半月くらいたった6/5に提出しましたので、ちょっと遅くなるかと心配したのですが、運良く早めに審査が終わり6/10には保険が降りることがわかりました。
4. バイク屋にもう一度行く
私はすっかり忘れていたのですが、保険会社に連絡すると同時に購入したバイク屋にも連絡したほうがよかったようです。保険は(どうもほとんどの場合)バイク屋に再購入目的のためだけに出るようなので、バイク屋と相談が必要です。オレンジで一回盗まれたので黒にしようかとも思ったのですが、もう一度オレンジのトリッカーを再購入することにしました。
5. 再購入価格と防犯対策
初回の購入費用が約45万で1割負担だと聞いていたので4〜5万で再購入できると思っていて、バイク屋でもほとんど費用かからないと言われていたのですが、実際は保険は車両にしか降りないようです。クラブYAMAHAの保険は結構せこいです。盗まれれば盗まれるほどバイク屋がもうかる構造になってます。ちょっと文句を言いたいところですが、諸費用7万+盗まれた車両の廃棄費用1万のうち、廃棄費用はサービスしてもらい、5万ほどのパーツ代をサービスすると言ってもらえたので、とりあえず納得して再契約することにしました。結局、再購入の費用は諸費用7万+1割負担の4万+保険再契約2万の11万ほどかかることになりました。
サービスの5万を元手にしっかりと防犯対策をしなければなりません。そんな気持ちのもと、安全な駐輪場や防犯グッズを探しつつミソジライダー2号のデビューを待っています。